関西圏(大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 和歌山)で活躍中の独立系FPが、顧客のために日々奮闘しながら、感じたことを綴ってまいります。姉妹サイトは http://www.sumai-okane.net/ です。


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利上げと住宅ローン ~シナリオを組んで試算してみよう~

f0015148_17192323.jpg今週、20日(火)・21日(水)と日銀内で金融政策決定会合が行われ、
短期金利の引き上げについて議論されます。
昨年7月のゼロ金利解除以降は金利の引き上げが見送られてきました
が、今度こそは追加の利上げが行われるか?に世間の注目が集まっています。
この金利は当然住宅ローンの金利に影響を及ぼします。

金融政策決定会合ですがほぼ毎月行われて金融政策が議論されます。
つまり年12回程度は金利調節の機会があるわけです。

将来どうなるかは誰にもわかりませんが、単純に12回のうち1回は利上げ
があるというシナリオを組んで試算(シュミレーション)してみましょう。

現在、変動型住宅ローンの金利は2.625%です。
今後5年間で毎年0.25%ずつ上げていったら、2.625+(0.25×5)=3.825%
まで上がり、そのまま金利は下がらなかったとしましょう。
その場合の総返済額を比較してみます。
借入金額:2500万円 借入期間:25年 で設定。

変動金利型の住宅ローンで組んだ場合、最終的に金融機関に支払う
総返済額は約3796万円で、うち利息額は1296万円です。

これに対して、
3.0%の長期固定金利型の住宅ローンで組んだ場合の総返済額
は約3557万円で、うち利息額は1057万円です。(こちらは確定)

その場合、長期固定のほうが約239万円有利になります。
参考までにどの金利水準で均衡するかというと長期固定3.6%あたり
になります。

変動金利ではあくまでも1つのシナリオの試算に過ぎません。
利上げはもっと頻繁に起るかもしれませんし、金利はサイクルで動く
ので長い期間では上がった分はまた下がったりするかもしれません。

ただ、このように試算して「この場合は長期固定金利x.x%が分岐点」と
いう目安を持つことによって、選択して良い金利(範囲)が浮かびあがってきます。
私は日常的にいくつかシナリオを組んでやっており、ご相談にも役立っています。

おススメです。一度やってみてください。 /staff(yamashita)
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by sumai-okane | 2007-02-18 17:24 | 生活設計ナビの独り言