関西圏(大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 和歌山)で活躍中の独立系FPが、顧客のために日々奮闘しながら、感じたことを綴ってまいります。姉妹サイトは http://www.sumai-okane.net/ です。


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土地先行取得と住宅ローン


f0015148_18141728.jpg 土地を購入し、そこに自由設計で、自分の選んだ工務店やハウスメーカー、あるいは設計士に依頼して住宅を建設する場合に注意していただきたいことを、相談のあった事例を参考にご紹介します。

 最近は、土地を購入しようとした場合、しばしば建設条件付となっている物件が多く、なかなか建築条件なしの土地を見つけるのは、難しくなっています。
 特に、良質な住宅環境が保たれ、交通の便の良い、いわゆる住宅地と言われる地域では、その傾向が強くなっています。

 そこで良い物件の土地が見付かった場合、早期に決心することが求められます。不動産業者も「めったに出ない土地だから、すぐ決めないと他の人に取られてしまいますよ。」とせっつきます。

 土地の購入資金を全額自己資金で用意できる場合は、問題ありませんが、住宅ローンを利用する場合は、注意して下さい。不動産業者が紹介する金融機関の住宅ローンを借りて土地を購入した場合、家を建てようという段になって、困ることが起こる場合があります。

 住宅ローンを借りた場合、必ず土地と建物両方に抵当権を設定します。
 仮にA金融機関で土地の購入資金を借りた場合、建物の建設時に別の金融機関Bから建設資金を借りようとすることは、不可能です。なぜならB金融機関の抵当権は、第二抵当権になってしまうからです。第二抵当権でも良いとお金を貸してくれる金融機関はまずありません。

 建物建設時には、最初に借りたA金融機関の住宅ローン商品の中からしか、住宅ローンを選べないということになります。金融機関によっては、長期の固定金利の住宅ローンがないところもあります。フラット35の取り扱いを行っていない金融機関もあります。変動金利や一定期間固定型の場合でも、他に比べて優遇金利の優遇が見劣りする所もあります。

 どういしても自分の希望する住宅ローン商品がないからといって、土地購入時の住宅ローンを借り替えようとしても、一部の金融機関では土地購入資金の借り換えを認めていない金融機関もあります。仮に借り換え出来たとしても、抵当権設定費用、保証料、融資手数料が余分に掛かることになってしまいます。

 大切なことは、土地購入の時から、建物分も含めた資金計画、住宅ローン計画(どこから借りるのか、どういう金利タイプにするかなど)をカッチリと決めておくことです。
/staff(fukuyama)
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by sumai-okane | 2007-02-13 16:08 | 元気なシニアのコンサル日記