残念ですが....
2006年 10月 29日
2ヶ月前。
「これはなかなかいける!」と思わせる
住宅ローンのサービスが開始されました。
新生銀行の「適用金利選択サービス」。
そう!
住宅ローンの金利が選択できるのです。
「申込日」の金利か、「契約日」の金利の低いほうです。
民間の住宅ローンでの適用金利はほとんどの場合、実行日の金利が適用されます。(住宅ローンの実行日は契約日と同時期なのが通常です)
よって、申込日から実行日までの間に金利が上昇してしまった場合には消費者側がそのリスクを被ることになります。
金利が選べるということは、反対に銀行側が金利上昇リスクを被ってくれるのです。
消費者にとってはけっこう嬉しいサービスでした。
(申込日~契約日は3ヶ月以内という条件ありますが)
と・こ・ろ・が・
10月末で中止されるというニュースが入ってきました。
サービスを続ければ銀行側の採算が悪化するからだそうです。
うーん!残念ですね。
仕方が無いといえばそれで済むかもしれませんが、
銀行がこんなメッセージを発しているとも思ってしまいます。
「金利上昇が表面化しそうなので...」
(だから消費者に被ってもらう必要がやはりあると…)
ゼロ金利解除から3ヶ月が経ちましたが、
皆さん、金利の動向にちょっと鈍感になってませんか?
再び警戒が必要です。
by sumai-okane
| 2006-10-29 20:44
| 生活設計ナビの独り言