人気ブログランキング | 話題のタグを見る

関西圏(大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 和歌山)で活躍中の独立系FPが、顧客のために日々奮闘しながら、感じたことを綴ってまいります。姉妹サイトは http://www.sumai-okane.net/ です。


by sumai-okane
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ようこそ!
「住まいとお金の相談ネット」で活躍する4人の独立系ファイナンシャルプランナー(関西FPパートナーズ)の協同サイトです。
どうぞ宜しくお願い致します。 ">~姉妹サイト「退職とお金の相談ネット」~
# by sumai-okane | 2015-12-31 00:00 | 本ブログについて

最近思うこと「幸福度とは?」_f0015148_19271243.jpg
国の豊かさを示す指標としては、
国内総生産(GDP)が代表的なものとして知られていますが、
最近では経済成長だけでは測ることができない
「幸福度」を重視する考え方が目立ってきています。それは何故か?
将来にわたり高い経済成長が見込めなくなったからだと思います。


これまで「幸福」といえば経済成長が第一に考えられていました。
政府もGDPを上げることが国民の幸福度を増す最善の方法と捉えていたと思います。

しかし、1人当たりのGDPの増え方と幸福感・生活満足度の上昇が完全に比例しないことが
明らかになっています。

その上、少子高齢化や人口減少などの課題に直面する日本においては、このままでは以前の
ような高い経済成長率は望めず社会保障などの負担が増すばかりになります。

一方で、幸福度の指標化には課題があります。
そもそも個人で異なるために客観的に測るのは難しいからです。

幸福感を調査しようにしても質問の仕方により回答が変わってきます。
たとえば、1日のうちでも楽しい時もあれば落ち込む時もあるように質問された時の幸福感
時によって変化するように。

結局、幸福度を指標化するには人間の幸福に関係すると思われる「非経済的な指標」を活用することが最も現実的ではないかと言われています。

非経済的な指標には、

「時間(充実した時間)」
「人間関係」

の要素を入れることだそうです。

ここで心配されることがあります。

物差しを変えて日本の経済成長ウンヌンや政治の道具にされはしないか?

「幸せってなんだっけ?(昔のさんまさんのコマーシャルでありましたね・・・)」

1つの考え方として社会に理解されれば、
それで良いような気がしますが、いかがでしょうか?

FPという立場でライブプランを作るときも、単に数字の損得だけで語るのでなく、
ご本人に一番ふさわしい生き方(他人と比較するのでなく自分サイズのライフプラン)という視点をいつも忘れないように・・幸せの感じ方はその人なり存在するのだと。

アドバイスの原点を見つめなおす「幸福度」のお話でした。



/staff(yamashita)
所属会社:アズ・ユア・プランナー関西FPパートナーズ
# by sumai-okane | 2010-07-02 19:29 | 生活設計ナビの独り言
「過去最大のボーナス減」がやって来る_f0015148_23373737.jpg
>夏のボーナス、過去最大の14%減
>東証1部上場企業、民間調査
>
>民間調査機関の労務行政研究所(東京・港)は27日、
>東証一部に上場する主要140社の夏のボーナスは
>64万8149円(平均38.3歳)で、
>昨夏より14.4%減ったと発表した。
>減少は7年ぶりで、下げ幅は1970年の調査開始以来最大。
>特に製造業では約2割も減少した。
>(日本経済新聞、2009年4月28日)

景気が悪いとは言え、住宅購入相談が意外にも減っていません。

住宅価格がどんどん下がっている状況(=買い手市場)では、
逆にチャンスと見て、自分たちが無理なく買うことができる価格帯を見極めてから、
物件探しに進まれる方が増えてきたように思います。

つまり、

昨年までは、物件を決めてから「明日契約するべきかどうか。ローン選びはどうしよう。」と直前に資金面で不安に駆られて来られるご相談が、

今年は、「いったい、どのくらいの価格帯で取り組めるのか」というご相談に置き換わっているような気がします。


目の前の物件価格に無理やり合わせてしまう資金計画でなく、

じっくり腰を据えて可能な資金計画を立ててから...探す。



そうですよね。
買う側はようやく目が覚めて賢くなってきたと思います。

ただし、皆さん口を揃えておっしゃることは


「今年の夏も冬もボーナスは期待できない!」


ことです。

ボーナスはあくまでも業績連動給。
長い間支払う住宅資金で依存しすぎるのは危険です。

2月の住宅ローンの殿堂コラム「年収の中身を確認しましょう!」
でも触れたように購買力を判断する上では、月給部分で捻出できる
ことが大事だと思います。

・ボーナスが1/2の減でもやっていけるかどうか?
・同じペースの減少が1~2年続いたらどうなのか?
・どれぐらいまで補填できるのか?
・住宅以外に必要な資金積立は確保できるのか?

今回のニュースで現実味が沸いてきたように、
自分にとってのリスクをしっかり考えておくべきだと思います。



/staff(yamashita)
所属会社:アズ・ユア・プランナー関西FPパートナーズ
# by sumai-okane | 2009-04-28 23:59 | 生活設計ナビの独り言

住宅購入相談が増加!!

住宅購入相談が増加!!_f0015148_21364218.jpg
2・3月ごろから住宅購入のご相談が増えています。
1~2年前から家を探してられた方が、今回の不況で不動産価格が下がり、購入に踏み切られています。

住宅ローンの金利も3月は本当に底に近い水準でした。
ただ、3月から4月にかけて長期金利もじりじり上昇しています。
都銀も住宅ローンの金利を4月は少し上げてきました。

変にあせる必要はないと思いますが、収入が今回の不況にあまり影響を受けない方でいずれ住宅が必要な方は、今年は買い時かもしれません。

私のところに御相談にこられる方は、
「自分の家計にとって丁度いい住宅の価格がいくらか?」
という根拠を持って知りたい方が一番多いです。

また、自分のライフプランの中で家を買うタイミングが知りたい方。
自分の家計にとってベストな住宅ローンの金利タイプを知りたい方。
などです。

住宅購入は家計にとって失敗できない一番大きな買い物です。
世間の買い時と自分の買い時を考えながら判断していきたいと思います。

具体的な物件をあたる前にまずは自分の予算に対する明確な根拠をもつ事が大事だと思います。

そうでないと販売業者のペースに負けてしまいますから。

これからも住宅購入される方の側に100%たってアドバイスできる喜びを日々感じながら頑張っていきたいと思います。

/staff(ito)
所属会社:FPフォートレス/関西FPパートナーズ
# by sumai-okane | 2009-04-04 21:36 | 京都の実務派FPが駆ける!
マイホーム購入の進め方(設計士、設計事務所)_f0015148_2143676.jpg
マイホーム購入の進め方について、シリーズで取り上げてきました。今回は、設計士や設計事務所に依頼する場合について、解説致しましよう。

現在お住まいの住宅を建替える場合、あるいは新たに土地を購入し、一戸建てを自由設計で建てる場合、設計士、設計事務所に設計を依頼し、施工管理もお願いしてお家を建てることが出来ます。

まず、大切なのは、その設計士・設計事務所がどのような建物を設計しているかの実績を知ることです。設計士・設計事務所には、ハウスメーカーのようにモデルハウスは、ありませんが、過去設計した建物の図面や写真などを自分たちの実績として大切に保管していますので、それらを見せてもらってください。それから、現在建設中のものがあれば、現場を見せてもらうことも出来ます。また、既に建設して住んでおられる家を案内してもらえる場合もあります。住んでおられる家を見せてもらえることは、建てられた方が建物に満足し、設計士・設計事務所に信頼・感謝の気持ちを持っておられるともいえるでしょう。

その設計士・設計事務所の設計が気に入ったら、次に間取り図と概略見積程度の基本計画を作成してもらいましょう。その話し合いの過程で、その設計士・設計事務所の設計に関する考え方や、建物に関する考え、設計士の人柄などもより一層分かってきます。また、概略の見積書も出来ますので、資金計画や住宅ローンの計画も立てやすくなります。
なお、間取り図と概略見積書を作成するにも、かなりの面談時間と設計時間を要しますので、事前にその費用についても相談し、適切な金額は支払う方が良いでしょう。無償でやってくれる所もあるでしょうが、実費程度を払うことを約束しておけば、どうしても気に入らない場合は、基本計画の段階で止めることも可能です。

設計士や設計事務所に依頼して建物を建設する方法として、設計および施工管理を設計士・設計事務所に依頼し、建物の建築そのものは工務店や建設会社に依頼する方法と、設計士に設計と全面的な施工管理も依頼し、工事は各専門業者に直接発注する分離発注とがあります。

全国的に有名な設計士や設計事務所を除いて、設計士・設計事務所を知り、その中から信頼し、安心して依頼できる設計士・設計事務所を探すのは、なかなか難しいことですが、設計士・設計事務所の方々も緩やかな連携の場としてグループを結成したりしています。またホームページや建築雑誌などに自分たちの実績、建物に関する考え方を紹介しておられますので、これらを活用して信頼できる設計士・設計事務所を探してみてください。


/staff(fukuyama)
所属会社:アクティバ企画/関西FPパートナーズ
# by sumai-okane | 2009-03-29 15:21 | 元気なシニアのコンサル日記