関西圏(大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 和歌山)で活躍中の独立系FPが、顧客のために日々奮闘しながら、感じたことを綴ってまいります。姉妹サイトは http://www.sumai-okane.net/ です。


by sumai-okane
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以前お話しした 「わが家の簡単家計簿」。
実際にコンサルティングで使っていますが、
なかなか好評で、きわめて有効であることがわかってきました。

簡単家計簿の特長は、FPが15分程度インタビューして記入することで、無意識に出ていってしまっているお金をキャッチできることにあります。

市販の家計簿やレシートに残らないお金って...結構あるものです。
さらに、給与天引きの中でもまるで義務であるかのようにダラダラと支払ってきているものがどんどん出てきます。チリも積もれば平均で年間2~20万円ぐらい。30万円以上のケースもあります。
税金・社会保険料、以外に出ていくお金を表面化させ、棚卸しすることで、「正しい家計力」を掴むことができるのです。

こうして簡単家計簿の実績を積み重ねていくと、ある傾向が見えてきました。
ご家庭によってかなり違うのが、食費(外食費)・教育費・医療費・レジャー費です。

特に教育費は子供のための出費ですが、
 ○ご夫婦の考え方(ご夫婦の親の考え方)
 ○地域性
 ○お友達との付き合い
 ○XX先生への入れ込み
等でかなり左右されてきます。

ほぼ学校教育費だけで済んでいるご家庭もあれば、
子供1人につき塾・お稽古事で3~4つ通わせている家庭もあります。
さらに通信教育も入れると5~6つという事例もありました。
遠方へ通わせる場合は交通費も入ってきます。

弟や妹がいれば、同じようにさせることになるので、1.5倍から2倍に膨れ上がります。
時を経て年齢やクラス(級)が上がると月謝もあがります。

試合や発表会などのイベント規模も市内⇒府県内⇒全国と拡がっていきます。
当然イベントに掛かる費用も加速度がついてくることでしょう。
その調子が続くと・・・・
今は良くても数年後には家計がもたない可能性も出てきます。
(他の費用と違って簡単に調整できない性質があるからです)

そこで・・・教育費だけを更に詳しく切り出した「教育費家計簿」を作って管理できるようなツールを作ってみました。

お子様が0歳~22歳までにかかる教育費を項目事に整理して、時系列的にシュミレーションして行くものです。将来の上昇率も加味してあり、これも以外と気が付かなかったシンプルな手法です。

教育費がいつ・どれぐらいの割合で家計に影響を及ぼすのか?簡単に予測することができます。その結果を踏まえて、習い事の取捨選択、他の出費との兼ね合い、将来の妻の収入の要・不要などいろいろな観点での先手を考えることができます。是非またご利用ください。

通常のライフプランニングでは、文部科学省で調査した統計資料などを参考にすることが多いのですが、それはあくまでも平均的な机上の計算に過ぎません。実際にご夫婦の話をじっくりと聞いて分析し、本当に必要となる教育費の見積もりをするのが正解だと思っています。

一筋縄に行かないケースがあるからこそ、この家計簿の意味があると思います。

/staff(yamashita)
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by sumai-okane | 2007-10-22 22:54 | 生活設計ナビの独り言

FPフェアーに参加して

 f0015148_19264572.jpg先日大阪国際会議場で開催されましたFPフェアーに一日参加してきました。

 このフェアーは、毎年1回全国のFPが参加し、講演会やセミナーで新しい情報を得たり、お互いの取り組みの成果を発表したりしりする自己研鑽の場でもあります。


 1日の参加で、4テーマのセミナーに参加しましたが、その中で印象に残ったのを紹介します。
 
 次期の米国FP協会会長に決まっているjマーク・ジョハンセン氏の講演でした。同氏が参加するFP事務所は、1991年に4人のFPと3人のスタッフで、独立系FP事務所を開設され、現在27名のFPとスタッフ18名、合計45名にまで成長しておられます。
 業務の中心は、リタイアメント・プランで顧客の約80%が50歳以上とのことです。

 この米国の現状についてのお話を聞き、まだまだお客様も少なく、どちらかというと30代から40代のお客様からの相談の多い日本の現状と比較した時、米国はどうしてリタイアメントに関する相談が多いのか、相談内容も資産運用が中心なのかを考えてみました。

 米国との違いの一つは、公的年金制度との関係があるのではと思います。日本の年金制度は、厚生年金制度が中心であり、年金受給年齢前後まで勤務すると、将来はともかく現在は、何とか生活できる程度の年金がもらえます。また確定給付型の年金ですから、運用など心配しなくても良いようになっています。
 
 次に、日本人の考え方があるのではないでしょうか。老後資金としては、定年まで働いて蓄えた貯蓄や退職金があっても、将来何かあるのではと考え、年金などの収入の範囲で老後生活を送っている人が大半ではないでしょうか。

 米国人のように、リタイアメントが楽しみであり、少しでも早くリタイアし、趣味やボランティア、旅行などを楽しみたいと考えると、そのために準備した老後資金をどう運用したら良いのか、資金はいつまで続くのかが大問題となり、FPに相談しようということになるのではないでしょうか。

 わが国のシニア層の考え方、生活態度も団塊世代から変わりつつあるように思います。自分たちの老後は、精一杯楽しみたい、自分たちが働いて作った資産は、自分たちのために使い切ると考えるようになりつつあります。
 そうなれば、FPへの相談も増えてくるのでしょう。

/staff(fukuyama)
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by sumai-okane | 2007-10-16 13:31 | 元気なシニアのコンサル日記