損害保険料控除の改正
2007年 01月 30日
2006年度税制改正によって損害保険料控除が大きく変わりました。
その適用が今年(2007年)からなので、この機会にわが家の損害保険
を見直すきっかけにしていただきたいと思います。
■改正前(2006年12月末まで)
□長期契約の損害保険料控除
(満期10年以上で満期金が出るもの
例:年金払積立傷害保険、積立火災保険)
<控除の限度額>
所得税:15,000円 住民税:10,000円
□短期契約の損害保険料控除
(上記の□長期契約以外のもの)
<控除の限度額>
所得税:3,000円 住民税:2,000円
■改正後(2007年1月から)
□長期契約の損害保険料控除(a)
★2007年のみの経過処置です。
2006年12月末以前に開始した契約が対象です。
□地震保険保険料控除 【新設】(b)
<控除の限度額>
所得税:50,000円(対象は保険料の全額)
住民税:25,000円(対象は保険料の半額)
(a)と(b)がある場合は、両方とも適用がされますが、
地震保険料控除額(b)が上限になります。
このような政府の後押しもあって地震保険の契約件数が伸びています。
今年3月の申告では関係ありませんが、確定申告の季節が近づくにつれて
税への関心も高まり、新しい制度の認知度が高まっていくと思います。
残念なのは火災保険のほうが対象外になってしまったこと。
地球温暖化による異常気象が顕著になってきている中で、大量の雨によって
引き起こされる「水害」は火災保険の範疇です。
いきなり地震保険だけに制度が偏ってしまうのは、ちょっとバランスを欠いて
いるのでは..思うのは私だけでしょうか?
「火災保険と地震保険の加入率」
9割弱と言われる生命保険にはまだまだ及ばないのですから。 /staff(yamashita)
その適用が今年(2007年)からなので、この機会にわが家の損害保険
を見直すきっかけにしていただきたいと思います。
■改正前(2006年12月末まで)
□長期契約の損害保険料控除
(満期10年以上で満期金が出るもの
例:年金払積立傷害保険、積立火災保険)
<控除の限度額>
所得税:15,000円 住民税:10,000円
□短期契約の損害保険料控除
(上記の□長期契約以外のもの)
<控除の限度額>
所得税:3,000円 住民税:2,000円
■改正後(2007年1月から)
□長期契約の損害保険料控除(a)
★2007年のみの経過処置です。
2006年12月末以前に開始した契約が対象です。
□地震保険保険料控除 【新設】(b)
<控除の限度額>
所得税:50,000円(対象は保険料の全額)
住民税:25,000円(対象は保険料の半額)
(a)と(b)がある場合は、両方とも適用がされますが、
地震保険料控除額(b)が上限になります。
このような政府の後押しもあって地震保険の契約件数が伸びています。
今年3月の申告では関係ありませんが、確定申告の季節が近づくにつれて
税への関心も高まり、新しい制度の認知度が高まっていくと思います。
残念なのは火災保険のほうが対象外になってしまったこと。
地球温暖化による異常気象が顕著になってきている中で、大量の雨によって
引き起こされる「水害」は火災保険の範疇です。
いきなり地震保険だけに制度が偏ってしまうのは、ちょっとバランスを欠いて
いるのでは..思うのは私だけでしょうか?
「火災保険と地震保険の加入率」
9割弱と言われる生命保険にはまだまだ及ばないのですから。 /staff(yamashita)
by sumai-okane
| 2007-01-30 22:22
| 生活設計ナビの独り言